学校法人立命館大学衣笠キャンパス存心館食堂(京都府)

株式会社京都銀行金融大学校桂川キャンパス

衣笠キャンパス

京都市北区等持院北町56-1

1869(明治2)年、新しい時代を担う若者を育てるため、西園寺公望が私塾「立命館」を創始し、1900 (明治33)年、文部大臣時代の西園寺の秘書であった中川小十郎が、その意志を引き継ぎ立命館大学の前身となる「私立京都法政学校」を創立しました。その後、1913年、京都法政学校は、西園寺の承諾を得て、「立命館」の名称を継承し、今日に至っています。そんな立命館大学の衣笠キャンパスは、金閣寺、龍安寺、仁和寺などの名刹・名勝と同じ静かな佇まいのエリアに位置しています。キャンパス内に学生食堂は3つあり、今回ご紹介するのは存心館食堂です。

学問と文化・芸術の町である京都市の西北に位置する衣笠キャンパス。存心館の時計台はシンボル的存在となっています。

存心館の地下一階にある「存心館食堂」。麺類、丼、おかずなどそれぞれのカウンターがわかるように、床面にて色別で動線を表示しています。

ランチタイム前。授業や試験など時間が決まっているため、一度に多くの学生が訪れます。事前の準備にも余念がありません。

野菜をしっかり摂ってもらうため、1グラムあたり1.2円のサラダバーコーナーも。

存心館食堂の1日の利用者数は2500食前後。2時限目の終わる12時過ぎにはほぼ満席に。

営業時間は10:15〜21:30。キャンパス内に3つある食堂の中で、最も営業時間が長く、多くの学生が利用しています。

学生と地元を食で結ぶ学生食堂

立命館生活協同組合存心館食堂の村川店長。

存心館食堂はカフェテリア方式で、各自が食べる量を自分で調節できるようになっています。また、好きなものばかり選びがちな学生が偏食とならないように、そのメニューの栄養バランスを赤緑黄の3色で視覚化。ディスプレイのメニューの中に表記しています。これは購入後のレシートにも表記されているので、自分で食べたメニューの栄養素として、何が足りて何が不足しているのかをあとでも把握できるようになっています。
学生とともに地元の企画にも注力しており、京都市北部の京北地域と連携し、地鶏や鹿汁といった食のイベントを毎年実施しています。さらに京北の休耕地で学生が農作物をつくる企画も計画中といい、学生が食を通じて学び、地元と繋がる機会を創出しています。
存心館食堂の村川店長は「京北の企画は毎年行なっています。食材は鮮度が良く甘みが違いますね。今後も大学と一緒にイベント食をつくるなどの取り組みを行なっていきます」とのことです。
以上、学生と地元を食で結ぶ立命館大学衣笠キャンパス存心館食堂でした。

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