京都府立大学学生食堂Deli Cafe たまご 京都北山(京都府)
京都府京都市左京区下鴨半木町1-5
昭和24年(西暦1949年)、京都府立農林専門学校と京都府立女子専門学校を母体として設立された公立大学が京都府立大学です。学部は文学部・公共政策学部・生命環境学部の3学部、大学院は、文学研究科・公共政策学研究科・生命環境科学研究科の3研究科で構成されています。
その京都府立大学が立地し、京都府立京都学・歴彩館、京都府立植物園がある北山地域は、「北山文化環境ゾーン」として京都府が整備を進めている地域です。ここでは、京都府立大学と京都府立医科大学、京都工芸繊維大学の三大学の学生が一堂に会して、教養教育の授業を受ける施設として、教養教育共同化施設「稲盛記念会館」の整備も行なわれています。コンセプトは「北山地域にとけこむ施設、京都議定書の街にふさわしい施設、持続可能な骨格を備えた施設」です。
今回ご紹介するのは、この稲盛記念会館の食堂「Deli Cafeたまご」です。京都府立大学の学生食堂などとして利用されているだけでなく、一般の方も利用できる開かれた施設となっています。
鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積9,100平方メートルの建物は京都市の北山エリアにあります。
営業時間は平日午前10時〜午後6時、土曜日、日曜日、祝日は午前11時〜午後2時(学休期間など短縮営業期間は月曜日〜土曜日午前11時〜午後2時)
メニューは「オリジナルオムレツ」「デリセット」「週替わりパスタ」「うちのカレーライス」など。画像は「コールドデリ」。
こちらはライスと、コールドデリ2品、ホットデリ1品が選べる「デリセット」(お米、トマト、青菜、きのこ、豆腐/京都府産)
「ふわとろカリー」(お米、たまご/京都府産)
開放的で広い店内には、テーブル席、ソファ席、テラス席などさまざまなタイプの席が用意されています。
一般利用もできる! 京都「らしさ」があふれるオシャレな食堂
人気の選べる「デリ」。
食堂のある「稲盛記念会館」は、「太陽光パネル、エコボイド(吹き抜け空間を各階の自然換気、自然採光に利用)や、雨水・井水を雑用水に利用し市水使用量を大幅に削減する」といった、京都議定書の街にふさわしい、環境に配慮した施設となっています。
そんな「京都」を感じる施設にある食堂「Deli Cafe たまご」さんでは、地産地消を積極的に推進されています。
京都府立大学学生食堂「Deli Cafe たまご京都北山」の上仲店長。
「おいしい!KANSAI応援企業」にご登録いただいたことについて、運営会社の不二家商事さんによると、
「この施設での食事の取組として、京都府産の食材を利用することは、学生に対する食育にもつながります」との見解をお持ちでした。
また、食堂以外にも学生が主催するパーティや謝恩会、ゼミの打ち上げ、体育会系クラブの追い出しコンパなどにも利用されているそうです。
取材当日、食堂を利用されている方に話を伺うと、
「空間も広くて開放的で落ち着いた雰囲気なので勉強しやすいです。」(大学生)
「美味しくて値段も手頃ですし、綺麗で気に入っています。子連れでもきやすいですね」(主婦)
と好評でした。
学生のみならず一般の方にとっても、地元産、関西広域連合エリア産の食材を通じての思い出の場として脳裏に刻まれていくであろう食堂でした。
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関西広域連合広域産業振興局 農林水産部
〒640-8585
和歌山市小松原通1丁目1番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024広域産業振興局 農林水産部へのお問い合わせはこちら