堺市役所地下食堂 森のキッチン(大阪府堺市)

堺市役所地下食堂「 森のキッチン」の写真

大阪府堺市堺区南瓦町3-1 堺市役所 B1階

 大阪府の堺市役所の地下に食堂があります。食堂としてだけでなく、障害者の就労支援の場として、また堺市の魅力を発信する拠点として、「森のキッチン」は運営されています。

 「森のキッチン」は「誰もがホッとできて、次の元気が生まれる場所へ」「毎日続けられるおいしさと健康を、大切なあなたに」との思いで営業されており、市職員だけでなく、一般の方も利用可能な食堂です。

 それでは「地元のとれたて野菜や関西エリアの食材もできるだけ使っていきたい」との思いで、「おいしい!KANSAI応援企業」に登録されている「森のキッチン」を訪問してみましょう!

地下1階にある森のキッチンのロゴマークの写真

堺市役所の地下1階に、誰でも利用可能な食堂「森のキッチン」はあります。ロゴは「森」という文字の「木」が手をつないでいます!

メニュー表と料理の写真

この日のメニューは「あなごちらし寿司」(たまご、米:大阪・堺市産)、「さっぱりジュレのしらす丼」(米:大阪・堺市産、しらす:和歌山産)など。

食堂で働いている職員の写真

運営している社会福祉法人コスモスの職員7人と障害者8人の計15人が一緒に働いています。

食堂店内の様子の写真

営業時間は平日の午前10時~午後5時。座席数は74席(午前11時30分から午後2時までは隣接する会議室も開放され150席に)。

あなごちらし寿司の完成写真

「あなごちらし寿司(デザート、汁もの付き)」600円。たまご・米は堺市産。堺市のあなご専門店とのコラボメニュー。

森のキッチンを運営している増田さんと橋本さんの写真

「森のキッチン」を運営している社会福祉法人コスモスの増田さん、橋本さん(左から)。

地元の人も知らない地元産食材を積極的に紹介する食堂に!

聴覚障害を持つスタッフの方のために指差しを行ってもらうメニュー表の写真

聴覚障害を持つスタッフのために、ランチのタイプを「指差し」で行なうスタイルに。その結果、他のスタッフの聞き間違いがなくなるという好循環も。

 2015年の2月に堺市役所の地下1階にオープンした、堺市役所地下食堂「森のキッチン」(一般利用可)。障害者の就労支援の場とすることを条件として運営を委託されているのは、同市の社会福祉法人コスモスです。 「地元の人も知らない堺市産の野菜などの食材がいっぱいあります。食堂としての役割だけにとどまらず、堺市の魅力をどんどん発信していくことが大切だと考えています」と語るのはマネージャーの増田靖さん。

食堂内で展示販売されているクッキーや食器などの写真

食堂内で展示販売されているクッキーなど。

 「森のキッチン」では、堺市産の食材を積極的に活用されているのはもちろん、様々なイベントを実施し、地元産の食材の普及に努められています。 また、今後は関西広域連合エリアの食材も積極的に取り入れていきたいとのこと。 さらに「森のキッチン」では、クッキーや食器などの授産製品も展示販売を行なうなど、障害者支援の場としての活用だけでなく、起業家とのコラボ講演会、音楽会といった経済・文化面からも堺市を盛り上げるために尽力されています。 ロゴマークのように、人と人が集まりつながっていくスペースとして運営されている、堺市役所地下食堂「森のキッチン」さんでした。

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