和歌山県農林大学校 学生食堂(和歌山県)

和歌山県農林大学校 学生食堂(和歌山県)

和歌山県伊都郡かつらぎ町中飯降422

紀伊半島の豊かな自然そのものをキャンパスに、和歌山の農林業を牽引する次世代のリーダーを育成する「和歌山県農林大学校」。ここでは、「農学部」と「林業研修部」という2つのフィールドで、即戦力を養う実践的な学びが展開されています。
農学部では、「果樹王国」ならではの高度な栽培技術を学ぶ園芸学科に加え、加工・販売や経営戦略を習得するアグリビジネス学科を設置。ドローンや環境制御技術を用いたスマート農業も積極的に取り入れ、和歌山県の農業を振興するため、地域リーダーとして活躍できる人材を育てます。一方、林業研修部では、豊富な森林資源を守り活かすための専門技術と安全管理を徹底指導し、林業のスペシャリストを輩出しています。
今回はそんな同校の農学部にある学生食堂をご紹介します。

和歌山県農林大学校 農学部キャンパス

和歌山県北部の伊都郡かつらぎ町に位置し、紀の川を見下ろす緑豊かな丘陵地にある広大な農学部キャンパス。

和歌山県農林大学校の敷地の様子

日本有数の果樹の産地で、高度な栽培技術やスマート農業を実践的に学び、即戦力の農業を支える人材を育成しています。

食堂に掲示されたミニのぼりの様子

営業は平日のみ(休校日除く)【朝食】8:00~8:30【昼食】12:25~12:55【夕食】17:30~18:00

生徒たちが配膳をしている様子

食堂が他の学生との交流や情報交換等のコミュニケーションの場となっています。

鶏のから揚げ、蓮根と竹輪煮、酢の物、御飯、味噌汁(産地)

【取材日のメニュー】鶏のから揚げ、蓮根と竹輪煮、酢の物、御飯、味噌汁(産地)白菜、胡瓜、ピーマン、小松菜、みつ葉(和歌山県産)、白葱(鳥取県産)、大根(徳島県産)

下膳しているようす

食べ終わったら、自分で下膳します。調理の方とちょっとしたコミュニケーションも。

地産地消と家庭的な温かさで学生を支える和歌山県農林大学校の学生食堂

和歌山県農林大学校の食堂は、将来の農業を担う学生たちが、ハードな実習や講義に精力的に取り組むための「食と健康」を支える重要な基盤となっています。
特筆すべきは、厳しいコスト環境下における地産地消への真摯な取り組みです。昨今の食材価格高騰により、安価で安全な食事の提供と地元食材の利用を両立させることは容易ではありません。しかし、運営受託企業は自然豊かな和歌山の恵みを学生に届けたいという想いから、大根、玉ねぎ、トマト、ピーマン、白菜など、季節ごとの旬の県産野菜を可能な限りメニューに取り入れています。これは単なる食材利用にとどまらず、県内の農作物を食を通じて学ばせるとともに、安心安全な食事を通じて学生の健康をサポートするという強い意志の表れと言えます。
また、食堂は寮生の生活拠点としても機能しており、休日は自炊設備を開放するなど、学生間のコミュニケーションの場ともなっています。運営面では、個々のアレルギー対応や分量調整による食品ロス削減(SDGs)を徹底。さらに、調理スタッフが日々の食事風景から学生の心身の不調を察知し、教職員と連携するなど、家庭的な温かさで学生の成長を見守っている食堂なのです。
※掲載内容は2026年1月20日取材時の内容です。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

〒640-8585
和歌山市小松原通1丁目1番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産振興課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

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