パナソニック エナジー株式会社 和歌山食堂(和歌山県)

和歌山県紀の川市打田612−1
1931年に乾電池の製造を開始して以来、長年にわたり培ってきた技術力とノウハウを活かし、安全で高性能な電池を開発・提供しているパナソニック エナジー株式会社。
特に、電気自動車(EV)用リチウムイオン電池においては、北米で高いシェアを誇り、複数の自動車メーカーに採用されています。高容量、高出力、長寿命を実現する同社の電池は、EVの普及を加速させ、脱炭素社会の実現に貢献しています。
また、住宅用や産業用の蓄電池システムなど、エネルギーソリューション事業も展開しており、再生可能エネルギーの普及や電力の安定供給に貢献しています。さらに、航空宇宙分野や医療分野など、幅広い分野で同社の電池が活用されており、その高い技術力は各方面から高く評価されています。
そのような同社の和歌山工場は、2024年にリニューアル。創業者である松下幸之助氏の出生の地である和歌山県から最先端の電池を供給する工場として国内外から注目を集めています。
今回はパナソニック エナジー和歌山工場で働く従業員の方々の、胃袋にエネルギーをチャージする社員食堂をご紹介します。

和歌山県北部にある紀の川市のほぼ中央に位置するパナソニック エナジー和歌山工場。

社員食堂は杉材のルーバーで仕切られており、開放感と木の香が満ちた癒しの空間となっています。

営業時間は11:30から13:30。混雑を避けるため4交替制となっています。

提供メニューはメイン2種、日替わり麺・丼、カレー、定番麺、サラダ、小鉢2種となっています。

社員食堂は、多忙な業務の合間にリフレッシュする場となっており、笑顔で食事をしている人が多く見られました。

【この日の提供メニュー】ジャークチキンの添え(春キャベツ/和歌山県産) 他にカレー(玉ねぎ/大阪府産)、白菜と水菜の辛し和え (小鉢・水菜/大阪府産)
従業員のエネルギーを満たすパナソニック エナジー和歌山工場社員食堂
パナソニック エナジー和歌山工場の社員食堂は、木の温もりを感じる和モダンな空間となっており、落ち着いた雰囲気の中で食事ができるよう工夫されています。
同工場では、エントランスや会議室、従業員通用口から食堂へと続く道など、全体的に熊野古道の参道を想起させるようイメージされています。社員食堂もその世界観が踏襲されており、全体的に高級感を感じさせるとともに、癒しの空間としての役割も担う空間となっています。さらに、海外からの来客にも喜ばれる畳の個室や、春には桜並木を眺めながら食事ができる眺望も魅力を増幅させています。このようなことから、この社員食堂は、従業員同士のコミュニケーションを促進し、気分転換を図る場としても機能しています。
社員食堂で提供されるメニューも、ただ美味しいだけでなく、健康と環境に配慮したものが充実しています。特に和歌山産を始め、関西広域連合域内産の食材を積極的に活用されており、その素材を生かした和歌山名物の豚骨醤油ラーメンやカレーうどんは大人気となっています。取材日には、和歌山県産の春キャベツや泉州産の玉ねぎ、岸和田産の水菜などが使用されていました。
美味しい食事、快適な空間。パナソニック エナジー和歌山工場の社員食堂は、地域への貢献とともに、従業員の心身にエネルギーをチャージする次世代型の社員食堂と言えるでしょう。
※掲載内容は2025年3月21日取材時の内容です。
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