亀岡市役所 ATLR CAFE(アトリエカフェ)(京都府)

亀岡市役所 ATLR CAFE(アトリエカフェ)(京都府)

京都府亀岡市安町野々神8

京都府の中西部に位置する亀岡市では、豊かな自然と肥沃な土地に恵まれ、多種多様な農水産物が生産されています。亀岡盆地で栽培される米は、昼夜の寒暖差と清らかな水によって、甘みと粘りが強く、高品質なのが特徴です。京野菜の伝統を受け継ぎ、九条ネギ、万願寺とうがらし、水菜など、京料理に欠かせない野菜が栽培されています。

特に、亀岡特産の「かめまるいも」は、ねっとりとした食感と上品な甘みが特徴で、京料理の食材として重宝されています。丹波地域特有の気候を利用し、ぶどう、梨、柿などの果物が栽培されており、特に丹波栗は、大粒で甘みが強く、全国的に高い評価を得ています。また、丹波牛は、きめ細かい肉質ととろけるような舌触りが特徴の高級和牛です。亀岡市内には、農産物直売所が複数あり、新鮮な地元の農産物を購入することができます。

そんな亀岡市の行政を司るのが亀岡市役所。同所にはATLR CAFE(アトリエカフェ)があり、市役所の職員をはじめ、近隣の方や学生などに利用されています。早速ご案内しましょう!

亀岡市役所外観

JR亀岡駅から徒歩15分、コミュニティバスで5分の場所に位置する亀岡市役所。

亀岡市役所「開かれたアトリエ」エントランス

亀岡市役所地下1階にある、自治体SDGsモデル事業のイノベーションハブ「開かれたアトリエ」エントランス。

亀岡市役所アトリエカフェ行列

「開かれたアトリエ」内の「ATLR CAFE(アトリエカフェ)」。営業時間は9:00~15:00(ラストオーダー14:30)。

亀岡牛ハンバーグランチ

亀岡牛をふんだんに使った「亀岡牛ハンバーグランチ」(亀岡牛/京都府産、米/京都府産)

亀岡市役所アトリエカフェ利用の様子

座席数は90席。フリースペースでもあることから、自由にホールで打ち合わせや作業をされています。

亀岡産野菜天ぷらランチ

「亀岡産野菜天ぷらランチ」では亀岡産の菜の花、さつまいも、しいたけ、菊芋が使われています。

亀岡の食の魅力を発信する拠点となっている「ATLR CAFE(アトリエカフェ)」

亀岡市役所の職員食堂は、地元の豊かな食材を活かし、環境にも配慮した、地域に開かれたカフェテリアです。単なる食事の場としてだけでなく、開かれたアトリエというフリースペースとしての役割も担っており、ビジネスパーソンから学生まで、様々な人々が自由に打ち合わせや作業を行う交流の場となっています。

提供されるメニューは、地元の食材をふんだんに使用したものが人気です。特に、日替わりランチは、デザート付きで種類も豊富に用意されており、多くの利用者に喜ばれています。

食材は、京都府産の米や、京都府もしくは近郊で採れた野菜を中心に、亀岡牛や丹波赤どりなど、地元の特産品を積極的に使用しています。これは、地産地消を推進することで、地域の経済活性化に貢献し、輸送エネルギーの削減にも繋がるという考えに基づいています。

食堂の運営コンセプトは、「亀岡の食材をうまく活用した環境に配慮したカフェ」。プラスチックゼロなど、SDGsへの取り組みも積極的に行っています。また、亀岡市が進める「かめおか霧の芸術祭」の拠点施設として、芸術作品の展示や「ボンボンマルシェ」などのイベントも開催され、地域文化の発信にも貢献しています。

亀岡市役所の社員食堂は、地元の食材を活かした美味しい料理と、環境に配慮した取り組み、そして地域の人々が集う交流の場としての役割を兼ね備えた、まさに「亀岡の食の魅力を発信する拠点」と言えるでしょう。

※掲載内容は2025年3月25日取材時の内容です。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

〒640-8585
和歌山市小松原通1丁目1番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産振興課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

広域産業振興局 農林水産部へのお問い合わせはこちら