中央フードサービス株式会社 大阪市中央卸売市場厚生食堂 宝島(大阪府)

大阪市福島区野田1丁目1番86号
昭和6年(1931年)、水陸運ともに至便な大阪市福島区野田に設置された大阪市中央卸売市場は、大阪市内にある大阪市立の中央卸売市場。本場、東部市場、南港市場の3市場が開設されており、各地から大量に集まった魚・野菜・果物・肉などを適正な価格で迅速に安全・安心に流通させる役割を担っています。令和5年取扱高は、青果・約1,673億円、水産物・約942億円、加工食料品・約30億円の合計約2,646億円という日本で3番目の取扱高でもあります。
今回ご紹介するのは敷地面積約177,955平方メートルと、延床面積では、甲子園球場の約8倍という西日本一の広さの本場にある、「市場厚生食堂 宝島」をご紹介しましょう。

JR環状線・野田駅より徒歩約10分、大阪市中央卸売市場業務管理棟の地下一階に宝島はあります。

こちらが市場厚生食堂 宝島のエントランス。大型サイネージにその日のメニューが表示されています。

営業時間は7:00から13:30。一般の方も利用可能となっています。

種類豊富な選べる小鉢。単品でも販売されています。

会計はレジで現金もしくはプリペイドカード精算(近日キャッシュレス決済導入予定)。「おいしい!KANSAI応援企業」の登録証とノボリもあります。

取材日のB定食「ご飯が進む!コク旨タレの回鍋肉」。小鉢「冷奴」(豆腐/滋賀県産)
鮮度の良い食材が集う現代版「天下の台所」の食堂「市場厚生食堂宝島」
江戸時代に物流や商業の中心地であったことから「天下の台所」と呼ばれた大阪。大阪市中央卸売市場が担う役割は、現代の関西の台所といっても過言ではありません。
そんな大阪市中央卸売市場の中にあるのが「市場厚生食堂宝島」。市場という特性上、鮮度の良い旬の食材が集まっており、その名称通り「宝島」といえるものです。
ランチタイムには4種類の定食と豊富なトッピングが用意されており、定番のうどん、そば、カレーに加え、煮物、あえ物、酢の物、サラダなどのバラエティ豊かな小鉢もご用意されています。
関西広域連合域内産の食材を使うことで、地産地消に貢献するだけでなく、配送コスト削減やフードマイレージ削減による環境保護にも役立っています。食堂利用者は市場関係者が中心ですが、中でも物流を担う長距離ドライバーも多く来店しており、関西広域連合域内産の食材も含む料理に舌鼓を打っています。
一般利用も可能な「市場厚生食堂宝島」ですので、お近くにご用のおありの方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。
※掲載内容は2024年10月4日取材時の内容です。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
関西広域連合広域産業振興局 農林水産部
〒640-8585
和歌山市小松原通1丁目1番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産振興課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024広域産業振興局 農林水産部へのお問い合わせはこちら