畿央大学 畿央食堂「なごみ」、畿央カフェ「カトレア」(奈良県)

畿央大学 畿央食堂「なごみ」、畿央カフェ「カトレア」(奈良県)

奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2

2003年開学した畿央大学(きおうだいがく)は、「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」を建学の精神とし、地域社会に貢献できる人材育成に力を入れています。健康科学部、教育学部、助産学専攻科、大学院を設置し、健康と教育分野の専門家を養成。少人数制の授業や実習を通して、学生一人ひとりをサポートしており、開学以来、高い就職率と国家試験・採用試験合格率を保っています。最先端の技術や知識を身につけ、患者や子どもへの思いやりを育む教育を実践しながら地域に根ざした大学として、ボランティア活動や地域貢献にも積極的に取り組んでいます。

全学生2千人以上が1つのキャンパスで学んでおり、食堂棟には畿央食堂「なごみ」と畿央カフェ「カトレア」が隣接して設置されています。学生食堂は学生同士や学生と教職員とのコミュニケーションの場として常に賑わっており、オープンキャンパスや学園祭時の学食営業など、大学の広報活動にも一役買っています。

それでは「なごみ」と「カトレア」をご紹介しましょう!

畿央大学外観

近鉄大阪線「五位堂駅」からバスで5分。近畿の中央に位置する立地が大学名となっている畿央大学。

コロッケ定食

【取材日のカトレア日替り】コロッケ定食(サニーレタス:兵庫県産、大根:京都府産)

注文カウンター

2店舗合わせて常時30種類以上のメニューが提供されており、キャッシュレス決済も可能です。

カトレアの風景

「カトレア」の照明は人感センサーでエコ仕様。360席あって、定期的にフェアメニューが提供されています!

なごみ風景

2024年秋、リニューアルした「なごみ」。できたて揚げ物と丼・麺類の専門店。奥には電源コンセント付きのハイカウンターがあり、勉強に集中できます。

ヘルスチームなら

奈良県内の管理栄養士養成課程のある4大学で構成する食育啓蒙サークル「ヘルスチーム菜良(なら)」とコラボメニューの実施も。(画像は畿央大学提供)

進化し続ける畿央大学の学生食堂

畿央大学の学生食堂では、お弁当持参の学生にも楽しんでもらえる一品メニューを用意する等、学生のニーズに合わせたメニューを提供するだけでなく、衛生面の徹底や提供の待ち時間を最小限に抑えることで、快適に食事できる環境を整えており、誰もが利用しやすい食堂となっています。「なごみ」は、2024年9月にリニューアルしましたが、施設のリノベーションには、建築・インテリアを学ぶ学生の意見をとり入れ、エリア毎にイメージの違う家具を配置し、様々な用途に使われています。

このように食堂では今後も学生の多様なニーズに応え、快適な空間を提供することで、学生生活をより豊かにする役割を担っていくことが期待されています。

関西広域連合域内産の食材利用については、大学から「地域貢献、大和野菜などの利用は食育の勉強にもなる」と運営会社にも協力を依頼するなど積極的に捉えています。

この「大和野菜」とは、奈良県の特産品としての特徴をアピールできる「大和の伝統野菜」と「大和のこだわり野菜」として奈良県食農部が認定している野菜のことで、大学も運営会社も地域の食材を通じて地産地消を学ぶということに重きを置いています。

畿央大学の学生の特徴は、勉強熱心であると同時に、キャンパス内での滞在時間が長く、人との交流を積極的に行っているということ。このような学生たちにとって、畿央食堂「なごみ」および畿央カフェ「カトレア」は、単なる食事をするだけの場所ではなく、仲間と語り合ったり、勉強したり、リラックスしたり、食について学ぶことができる居場所となっています。

※掲載内容は2024年12月10日取材時の内容です。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

〒640-8585
和歌山市小松原通1丁目1番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産振興課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

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