アドベンチャーワールド(株式会社アワーズ) 社員食堂「KOKORO」(和歌山県)

アドベンチャーワールド(株式会社アワーズ) 社員食堂「KOKORO」(和歌山県)

和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399番地

今回訪問したのは、株式会社アワーズが運営する和歌山県白浜町にあるアドベンチャーワールド。約80万平方キロメートルという広い敷地内に、自然豊かな環境の中で、動物たちとのふれあいや、スリル満点のアトラクションを楽しめるテーマパークです。1978年4月のオープン当初は「南紀白浜ワールドサファリ」という名称で開園。水族館や遊園地も備えており、1983年に「アドベンチャーワールド」に名称変更しています。

サファリゾーン、水族館、遊園地など、様々なエリアがあります。4頭のジャイアントパンダをはじめ、日本一の飼育数を誇るペンギンなど、世界中の動物たちと出会えます。

パーク内では約300人のスタッフが働いており、そのスタッフのために社員食堂「KOKORO」が用意されています。それでは早速ご紹介しましょう。

アドベンチャーワールド

南紀白浜空港(熊野白浜リゾート空港)から約3キロメートルの場所に位置するアドベンチャーワールド。

KOKORO

運営する株式会社アワーズの社屋内に、従業員用社員食堂「KOKORO」はあります。

調理場の風景と応援企業のミニのぼり

メニューは、主菜2種類、副菜4種類の中より主菜1種類、副菜2種類を選びます。

ビュッフェスタイルのサラダバー

ビュッフェスタイルのサラダバー。偏りがちな栄養素バランスを改善すると同時に、働く活気に繋がっています。

取材日のメニュー例

【取材日のメニュー例】主菜 豚肉の生姜焼き 副菜 オープンミートオムレツ/胡瓜としらすの酢の物(胡瓜、しらす 和歌山県産)

食堂での従業員同士の語らい風景

食堂は従業員同士で語らい、気分転換もできる貴重な空間になっています。

従業員の健康や環境、地域に配慮したアドベンチャーワールドの社員食堂「KOKORO」

アドベンチャーワールドの社員食堂「KOKORO」では、心身ともに健康で持続可能な社会の実現を目指し、フードロス削減や環境に配慮した食材の利用など、SDGsの達成に向けた取り組みを積極的に行っています。特に、廃棄寸前の食材は無料で提供するなど、フードロスをほとんど発生させないよう力を入れています。また、地元やパーク内の畑で収穫した食材を使用するなど、地産地消も推進し、CO2排出量を削減することで環境負荷を低減しています。このような取り組みを通じて、従業員の方々は「KOKORO」で食事をすることが社会貢献につながっていることを実感し、心身ともにリフレッシュできる空間となっています。

また、食堂内にはトランポリンやブランコ、懸垂、血圧測定器が設置されているほか、ゆったり座れるソファーもあります。食べるだけではなく、心と体の健康づくりも行える場所となっています。

取材日は胡瓜としらすが和歌山県産、パーク内にある自社農園で作ったさつまいもを提供するなど、関西広域連合域内産の食材を積極的に活用しています。利用している従業員にも「おいしい!」と好評で、ビュッフェスタイルの野菜はどんどん利用されています。

このように「KOKORO」では、SDGsに取り組んでいるほか、従業員の健康に配慮し、そして地域経済の活性化に貢献している社員食堂でした。

※掲載内容は2024年11月12日取材時の内容です。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

〒640-8585
和歌山市小松原通1丁目1番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産振興課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

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