奈良県立医科大学・奈良県立医科大学附属病院 職員学生食堂「S&S」(奈良県)

奈良県立医科大学・奈良県立医科大学附属病院 職員学生食堂「S&S」(奈良県)

奈良県橿原市四条町840番地

今回訪問したのは、奈良県橿原市四条町に位置する公立大学法人奈良県立医科大学と同附属病院の学生と職員が利用する食堂「S&S」です。

公立大学法人奈良県立医科大学は、奈良県橿原市に位置する公立の医科大学です。1945年に設立され、医学部医学科・看護学科を擁し、地域医療の発展に貢献しています。また、奈良県立医科大学附属病院は、高度医療を提供することや主要な10以上の診療科を持つことなどの要件を満たす特定機能病院として厚生労働省から承認されています。

この大学で学ぶ学生と病院で働く職員が利用する食堂「S&S」をご紹介いたします。

奈良県立医科大学

JR万葉まほろば線畝傍駅・近鉄大和八木駅・近鉄八木西口駅から徒歩圏内、附属病院を併設する奈良県立医科大学。

S&S 入口

こちらが職員学生食堂レストラン「S&S」のエントランス。「S&S」は「Staff & Student」の頭文字から。

S&Sの営業時間

営業時間は平日8:00〜20:00、土曜9:00〜14:00。11時過ぎから続々と学生・職員さんが訪れてきます。

29の日スペシャルランチ

「にく(29)の日」に合わせた特別メニューなど、基本水曜・木曜に行われる「スペシャルランチ」が目玉。

S&S 新型コロナウイルス感染防止 座席配置

新型コロナウイルス感染防止予防のため座席数を減らし、対面になるのを避ける座席配置になっています。

豚しゃぶおろしうどんと小鉢

取材日のスペシャルランチ「レモンと香味の豚しゃぶおろしうどん」と小鉢例(大阪府産のなすを使った小鉢)

学生と医療従事者を支える食堂「S&S」の魅力的な取組

「S&S」の利用者は主に学生と病院職員、医療従事者です。学生はボリュームのある揚げ物などを好み、病院職員や医療従事者は質の高い食事を求めるという傾向があるそうです。食堂では栄養価を考えた献立が用意されており、肉や魚、野菜など様々な食材をバランスよく取り入れたメニューが提供されています。また、朝・昼・夕の三食が提供される点も、利用者にとって利便性が高いものとなっています。

食堂の運営方針として、「温かいものは温かく、冷たいものは冷たく」というモットーのもと徹底した温度管理が重視されています。水曜・木曜にはスペシャルランチが提供され、クリスマスには特別メニューも用意されます。また料理案内も、実物ではなくデジタルサイネージを使っており映像でメニューを紹介することで食品サンプルの廃棄を減らす取組を行っています。

「S&S」では、関西広域連合域内で生産された食材を積極的に利用することで、地域の農畜水産物に対する関心が高まり、食文化や郷土料理への理解が進むと考えられています。食堂で提供された食材には、兵庫県産の青ネギやほうれん草、淡路産のピーマン、大阪府産のカイワレ、小松菜、なすが使われるなど、関西広域連合域内産の食材を積極的に使用している職員学生食堂「S&S」でした。

※掲載内容は2024年9月25日取材時の内容です。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

〒640-8585
和歌山市小松原通1丁目1番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

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