農林水産部-地産地消PR 奈良県

奈良の柿の歴史は古く、「正倉院文書」にも記録が残っています。県内では「刀根早生」、「平核無」、「松本早生富有」、「富有」と様々な品種が栽培されており、品種や栽培法、貯蔵法を組み合わせることで7月上旬から1月という長期間の出荷を実現しています。

奈良では県が育成した品種の栽培が盛んです。水分が豊富でジューシーさが特徴の「アスカルビー」。糖度と酸度が高く濃厚な味わいが楽しめる「古都華」。酸味が少なく、大きな果実が特徴の「珠(たま)姫(ひめ)」。傷みにくく贈答用にオススメな「奈乃華」。スリムな果実で爽やかな風味の「ならあかり」と幅広い品種が栽培されています。

奈良県では標高の高い大和高原地域を中心に栽培されています。特に冬の寒さにあてて育てられた「大和寒(かん)熟(じゅく)ほうれん草」は糖度が高く、市場から高く評価されています。

大和茶は806年に弘法大師が唐から持ち帰った茶の種から、奈良県での栽培が広がったと言われています。現在は、県北部の山間部を中心に栽培されています。

あまごは小判状の斑点と小さな朱点が特徴的で「渓流の女王」とも呼ばれています。奈良県では、吉野郡および宇陀郡で養殖されています。鮮魚での出荷の他、甘露煮などの加工食品としても流通しています。

奈良が誇る和牛ブランドで、宇陀市を中心に生産されています。脂肪の口溶けが良く、風味豊かな味わいがあるのが特徴です。また、特に厳しい品質基準を全て満たしたものを奈良県プレミアムセレクト大和牛として認証しています。