令和4年11月25日北陸新幹線整備促進シンポジウムin関西

令和4年11月25日北陸新幹線整備促進シンポジウムin関西を開催しました

◆令和4年11月25日、関西広域連合、京都府、大阪府、関西経済連合会の主催及び北陸新幹線建設促進同盟会の共催により、北陸新幹線(敦賀・大阪間)の早期着工、早期整備に向けて、北陸新幹線についての理解を深めるとともに関西圏における機運の醸成を図るために、「北陸新幹線整備促進シンポジウムin関西」を大阪市内で開催しました。

◆当日は、約300名が会場へ来場され、約160名がオンラインで視聴されました。

◆シンポジウムでは、冒頭、仁坂広域連合長、吉村大阪府知事、北陸新幹線建設促進同盟会会長である杉本福井県知事の挨拶があり、その後、鉄道運輸・機構の綿貫局長による北陸新幹線の概要説明、家田特別教授による基調講演、株式会社コングレの武内代表取締役社長と株式会社JTBの北村執行役員といった関西の経済界の方を交えたトークセッションを行い、最後に関西経済連合会松本会長に閉会の挨拶をしていただきました。

◆基調講演では、「『新幹線』を俯瞰する」をテーマにして、

・今、鉄道にとって重大な転換期にあり、世界の鉄道の整備状況と比較しても、日本の人口が減少しているなかもっとはるかに早いスピードで新幹線を整備していかなくてはならない

・東海道新幹線は、東京と関西を日帰り出張でビジネスができるビジネス新幹線という捉え方ができ、一方、北陸新幹線は、駅間距離も短く、地域の拠点となる地域新幹線であり、ニュアンスが違ってきている

・日本の国情が相当変わってきているなか、新しいスキームを考えない限り、円滑でなおかつ健全な鉄道を今後も営業し必要なところには造っていくということは難しく、相当に知恵と汗をかかなくてはいけない

、などについてお話いただきました。

◆トークセッションでは、「開業により期待される関西への経済効果」をテーマにして、

・武内氏からは、関西に開業予定のMICE施設にも触れながら、大阪・関西万博の開催後、北陸新幹線の延伸によってますます関西が発展していくことへの期待

・北村氏は、北陸新幹線が整備されると、世界からグローバル・ツーリズム・デスティネーション関西として認知され、世界中から多くの人々が集い、世界に出かけていくような、双方向の交流の要に関西がなっていく

・家田教授は、関西の魅力と強さである、交流力、関係力、人と人の濃さ・フランクさは他の地方では真似できないもので、北陸新幹線がそれを活かすような新幹線となってほしいとの期待

、などが述べられました。

資料

シンポジウムの様子

会場の様子

会場の様子

仁坂広域連合長の挨拶

仁坂広域連合長の挨拶

吉村大阪府知事の挨拶

吉村大阪府知事の挨拶

杉本北陸新幹線建設促進同盟会会長(福井県知事)

杉本北陸新幹線建設促進同盟会会長(福井県知事)の挨拶

鉄道・運輸機構綿貫局長による北陸新幹線の概要説明

鉄道・運輸機構綿貫局長による北陸新幹線の概要説明

家田特別教授による基調講演

家田特別教授による基調講演

トークセッション

トークセッションの様子

松本会長の挨拶

関西経済連合会松本会長の挨拶

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