平成25年度冬の節電対策について

 関西広域連合では、国や関西電力株式会社と連携・協力し、省エネ型ライフスタイルへの転換に向けた中長期的な視点からも、府県民や事業者の皆様に、昨年同様の着実な節電の実施を呼びかけていきます。

1.関西電力管内における今冬の節電のお願い

内容

昨年同様の着実な節電の実施

昨年と同様に平成22年度冬と比べて6%削減を目安

エアコンの適切な温度設定(家庭20℃、業務系19℃)やこまめな消灯、パソコン等OA 機器の省エネ設定など、無理のない節電を実施していただくことで昨冬と同様の節電が実施できます。

期間

平成25年12月2日(月曜日)~平成26年3月31 日(月曜日)の平日

(12月30日~1月3日を除く)

時間

午前9時~午後9時

留意事項

  • 産業活動や病院、鉄道などのライフライン機能、都市機能等の維持に支障を生じない範囲での協力をお願いする。
  • 高齢者や乳幼児、体調が悪い方のおられるご家庭には、健康上支障のない範囲での節電をお願いする。

関西広域連合としては、関西の府県民や事業者の皆様に、省エネ型ライフスタイルへの転換に向けて、継続して節電・省エネに取り組んでいただけるよう、幅広く啓発活動を行う。

2.呼びかけ内容

定着していると考えられる節電行動を中心に、昨年同様の着実な節電を呼びかける。

(1)家庭部門

1.定着した節電の着実な実行

空調
  • 重ね着などで暖房は必要最小限に。
  • みんなが1部屋に集まり、こたつなどで団らんを。
  • エアコンを使用する場合、暖房の室温は20℃に。
照明
  • 日中は太陽光を取り入れてできるだけ消灯。
  • 人のいない部屋や廊下などではこまめに消灯。
テレビ 
  • テレビを見ないときにはこまめに電源をOFF
冷蔵庫 
  • 冷蔵庫の温度設定を「中」から「弱」に切り替える。
その他
  • 消費電力の高い電気製品はできるだけ使用を控える。
  • 使わない機器はプラグを抜く。

2.中長期的な視点での省エネルギーの取組み

家電
  • 省エネ性能の高い家電製品、LED照明への買い替え。
 住宅
  • 自然光を取り入れ。
  • 二重窓にするなど住宅の断熱性能を向上。
  • 太陽光発電システムや家庭用燃料電池の導入。 

(2)産業・業務部門

1.定着した節電の着実な実行

空調
  • 重ね着などで暖房は必要最小限に。
  • エアコンを使用する場合、暖房の室温は19℃に。
  • 使用していないエリアの暖房停止。
照明 
  • 天候や業務内容に応じて窓際消灯や照明を間引き。
  • 使用していないエリアはこまめに消灯。
OA機器
  • パソコン、コピー、プリンタは必要数を絞り、省エネモードに設定。
  • 使わない機器はプラグを抜く。
 全般
  • 残業はできるだけ少なく。

2. 中長期的な視点での省エネルギーの取組み

電気機器
  • 省エネ性能の高い機器への買い替え・リース替え。
照明
  • 自然光の取り入れ、照明のLED化。
全般
  • 太陽光発電システムやコージェネレーションシステム(熱電併給システム)の導入。
  • BEMS(ビル・エネルギー管理システム)で見える化・エネルギー管理。

3.呼びかけ方法

効果的な節電メニューを分かりやすく示した節電チラシの作成

統一したキャッチコピー、ロゴマーク(みんなで節電アクション)の使用

みんなで節約アクションのイラスト

関西広域連合及び構成府県市のホームページ、メルマガ、広報紙等の活用

4.関西電力への要請

関西電力に対しては、電力需給の安定に向けた一層の取組の推進を要請します。

  •  火力発電機の巡回点検の強化など、発電施設のトラブルリスクの低減に万全を期すこと
  •  電力需給に関する情報提供など、最大需要の抑制につながる取組を推進すること
  •  需給が厳しくなると想定される場合には、他電力会社からの追加融通など、安定した供給力の確保に万全を期す一方、かかる調整コスト等を安易に利用者に転嫁しないよう最大限の努力を行うこと  

各構成府県市の取組紹介サイト

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