平成26年9月23日 「危険ドラッグ」撲滅に向けた緊急アピールについて

「危険ドラッグ」撲滅に向けた緊急アピールについて
「危険ドラッグ」撲滅に向けた緊急アピールの趣旨
これまでの関西広域連合での「危険ドラッグ」に関する議論等を踏まえ、この圏域内から、「危険ドラックを締め出す」ためには、「啓発」や「規制・取締り」など、行政の取組みに加え、「府民・県民の皆様」の協力と、一人ひとりの意識の「さらなる高揚」が不可欠であると考えています。
こうしたことから、関西広連合として、府民・県民の皆様に対し、次のとおり「緊急アピール」という形で、広く呼びかけることにより、圏域内における「危険ドラッグを許さない」気運の醸成を図って参ります。
「危険ドラッグ」撲滅に向けた緊急アピール~ 関西2千万府民・県民の皆さんへ ~
「危険ドラッグ」は、「合法」あるいは「脱法」という言葉を使い、
「禁止されていないから安全」という誤った認識から安易に乱用され、
近年、若い方たちを中心に急速な広がりを見せていますが、
「危険ドラッグ」はその名のとおり、「非常に危険な薬物」です。
「危険ドラッグ」には、麻薬や覚醒剤よりも危険なものもあると言われており、
使用した場合、意識障害や呼吸困難を起こし、最悪の場合!には死に至ることもあります。
また、「危険ドラッグ」による意識障害が、悲惨な交通事故の発生につながるなど、
関係の無い人々の人生にも重大な影響を及ぼしかねません。
関西広域連合では、「危険ドラッグ」の危害から、府民・県民の皆さんの
「健康と生命」、「安心して暮らせる社会」を守るため、
構成団体が一体となった様々な取組みを進めていますが、残念なことに、
この圏域内でも「危険ドラッグ」を原因とする健康被害や交通事故が発生しております。
関西2千万府民・県民の皆さん、
私たちが暮らすこの社会から「危険ドラッグ」を撲滅するためには、
なによりも皆さんのご協力が必要です。
「危険ドラッグ」の危害は、皆さんの身近にも迫っており、
どうか、お一人おひとりが、自分自身にも関係する問題であることと受け止めてください。
皆さんご自身が「買わない」、「使わない」、「売らない」ことはもちろん、
「危険ドラッグ」に関する様々な情報について、行政や警察など関係機関にお寄せください。
府民・県民の皆さんお一人おひとりが強い心を持ち、
「危険ドラッグによる危害のない社会」を実現させるため、
正しく理解し、行動いただくことを願います。
平成26年9月23日
関西広域連合
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