災害医療コーディネーターの養成
東日本大震災での医療支援活動において、医療チームの受入や配置など、被災地の医療を統括・調整する機能の整備が課題となりました。
このため、関西広域連合の構成府県において被災地医療を統括・調整する「災害医療コーディネーター」を養成し、発災時には、被災地においてDMAT(災害医療派遣チーム)活動を中心とする「超急性期医療」から、医療救護チーム等による診療支援など「急性期から慢性期」への移行を円滑に進めるとともに、刻々と変化する被災地の状況を的確に把握し、限られた医療資源の適正な配置・配分を行うこととしています。
関西広域連合では「災害医療セミナー」を実施し、コーディネーター間の連携強化や災害対応能力の向上を図っています。
災害医療コーディネーターの設置状況<令和6年4月1日時点> (人)
構成府県 | 設置人員 | 構成府県 | 設置人員 |
---|---|---|---|
滋賀県 | 140 | 奈良県 | 35 |
京都府 | 45 | 和歌山県 | 35 |
大阪府 | 140 | 鳥取県 | 34 |
兵庫県 | 117 | 徳島県 | 91 |
計 | 637 |
災害医療セミナー(平成31年3月18日)
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