平成28年9月21日 関西電力株式会社との「安定ヨウ素剤の貸与に関する覚書」の締結について

本日、関西電力株式会社と「安定ヨウ素剤の貸与に関する覚書」を下記のとおり締結しました。

1.趣旨

 安定ヨウ素剤(注釈1)保有・備蓄する府県市町村(注釈2)において、保管場所が被災し使用不能となった場合や、住民の安心を図る観点から、UPZ圏外であっても自治体が必要と判断した場合等の対応として、関西電力株式会社の保有する安定ヨウ素剤の貸与を受けることができるようにする。

(注釈1)原子力災害時、放射性ヨウ素による甲状腺の被ばくを予防・低減するための医薬品。

(注釈2)原子力災害対策指針によると、PAZ(予防的防護措置を準備する区域:概ね半径5キロメートル)ではあらかじめ住民へ事前配布し、UPZ(緊急時防護措置を準備する区域:概ね半径30キロメートル)では地方公共団体が保管・備蓄することとされている。

2.概要

  1.  原子力発電所の原子力災害時において、住民等の被ばくを防護するために必要な安定ヨウ素剤の貸与を受ける場合の基本的な事項を定める。
  2. 対象事案
    原子力施設における事故

3.覚書

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