令和2年3月1日発表 琵琶湖・淀川流域対策に係る研究会 リスクファイナンス部会 報告書について

関西広域連合においては、琵琶湖・淀川流域対策に係る研究会において整理された課題の中の1つである総合治水・流域治水の推進に対して、有識者による標記部会(座長・久保英也一般社団法人日本リスク研究学会会長)を平成29年6月に設置し、琵琶湖・淀川流域の水害リスクの分布状況の把握とそれを考慮した広域的な相互扶助制度(リスクファイナンス)の実現可能性について概略研究を行いました。
このたび、報告書がまとまりましたので、お知らせします。

リスクファイナンス部会 報告書について

地球温暖化に伴う気候変動の影響等により、これまでの治水対策に加え、増大するリスクへの対応として流域における対策を行うことの必要性が高まっています。
本部会では、超過洪水に対する防災・減災に関する河川堤防や洪水調節施設等によるハード対策、土地利用誘導・耐水化建築などの法規制等のソフト対策に加え、より重層的に備えるため、総合的な治水対策における防災・減災を進める上で不足する部分を検証し、補完する対策として経済的支援施策である広域的な相互扶助制度(リスクファイナンス)の実現可能性について概略研究を進めてきました。
今後、琵琶湖・淀川流域における防災・減災の取組として、流域の構成府県市等が総合的な治水対策の取組の議論を進めるにあたり、関西広域連合が連携・協働の場を設定する予定です。

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