【お知らせ】平成31年3月29日発表 琵琶湖・淀川流域対策に係る研究会 海ごみ発生源対策部会 報告書について

関西広域連合においては、琵琶湖・淀川流域対策に係る研究会において整理された課題の中の1つである大阪湾海ごみ削減に対して、有識者による標記部会(座長・原田禎夫大阪商業大学准教授)を平成29年6月に設置し、現地調査等を行うとともに、広域的な発生源抑制の枠組みの実現可能性について概略研究を行いました。
このたび、報告書がまとまりましたので、お知らせします。

海ごみ発生源抑制対策部会 報告書について

瀬戸内海や琵琶湖などの閉鎖性水域沿岸における漂着散乱ごみが、海洋・湖沼生態系に深刻な影響を与えることが危惧されている。
本部会では、大阪湾の海岸および淀川等の河川敷における散乱ごみの実態調査を踏まえ、大阪湾の海ごみは沿岸から流入するだけではなく淀川でつながる流域全体からも流入することから、流域各府県が一体となって大阪湾に流出するごみの発生源抑制対策を講じなければならないことを明らかにするとともに、国内、国外における既存のごみ発生源抑制対策を調査し、課題解決のための施策の概略研究を進めた。
今後、関西広域連合は、大阪湾の海ごみ発生源抑制に向けて、流域の関係各主体が連携・調整・促進を行う場を設け、その場において報告書の成果をもとに情報提供、施策提案を行うことが必要である。このことにより流域全体が課題解決の方向に向かうよう部会としての提言を取りまとめている。

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