【お知らせ】令和7年12月1日 関西広域連合設立15周年を迎えて

 

関西広域連合設立15周年を迎えて

 

   令和7年12月1日、関西広域連合は設立15周年を迎えました。

   関西広域連合は、分権型社会の実現を目指し全国初の都道府県域を越える広域連合として7分野の広域的な行政課題に取り組み、着実に成果を上げてきました。

   世界中から注目を集めた大阪・関西万博が、184日間の会期を終え閉幕しました。万博を成功へと導くためにご尽力いただいたすべての皆様に、心から感謝を申し上げます。閉幕は、「ゴール」ではありません。新たな「スタート」です。世界から夢洲に集まった英知をレガシーとして次世代に引き継ぎ、社会をより豊かにしていくための、ポスト万博に向けた次なる挑戦へ、関西広域連合は歩みを続けてまいります。

   また、万博に続き、日本で初開催となる「ワールドマスターズゲームズ2027関西」の準備が本格化します。世界中から多くの方が参加する生涯スポーツの祭典であり、スポーツツーリズムの推進や関西文化の世界に向けた発信等により、関西各地の更なる活性化や存在感の向上が期待されます。

   国が地方創生の柱として打ち出す都道府県域を越えた官民連携の新たな枠組みである「広域リージョン連携」では、関西経済連合会、関西観光本部、関西MaaS協議会及び関西広域連合の各構成府県市と共に、「関西広域リージョン連携宣言」を行いました。関西が誇る産業の強みやポテンシャルを活かして新たな価値を創造・発信するとともに、多彩な文化資源を磨き上げ、ツーリズムを推進することで、我が国の成長エンジンとなり、世界の中での関西のプレゼンスを高めます。

   さらには、関西広域連合の今後のあるべき姿や担うべき役割等について検討し、地方分権や自治力の強化につなげるために、「新たな広域自治・行政のあり方研究会」において議論を進めます。

   今まさに、令和8年度からの5年間を計画期間とする関西広域連合の第6期広域計画の策定を進めています。「自治力」「防災力」「文化力」「環境力」「産業力」の5つの力を向上させ、構成団体、市町村、経済界、住民等の多様な主体と一丸となって取組を進め、広域課題への対応を更に深化させ、政策の優先順位を自ら決定・実行できる個性豊かで活力に満ちた自主・自立の関西を創り上げていきます。

   みんなで、ともに頑張りましょう!

 

       令和7年12月1日

                                                                                   関西広域連合広域連合長 三日月 大造

報道提供資料
この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合本部事務局企画課

〒530-0005
大阪市北区中之島5丁目3番51号
大阪府立国際会議場11階
電話番号:06-4803-5587 ファックス:06-6445-8540

本部事務局企画課へのお問い合わせはこちら