平安時代から続く日本の文化、畳の魅力をより伝えるために、ユニークな商品をつくりたい

畳素材雑貨 タタミゼ(大阪府堺市)

畳縁や新素材の畳表を使い、
新しい畳素材雑貨を提案。

住まいの洋風化が進み、今では和室のない住まいも珍しくなくなってきました。そんな状況を打破しようと2015年7月に株式会社TATAMISERを立ち上げた淡路光彦さん。「もともと実家が畳材料卸問屋を経営していたので、子供の頃から畳は身近な存在でした。“和室”というだけあって、畳は日本固有の床材です。もっと畳の魅力を知って欲しいとインターネット販売を始めました」。

従来の和室用の畳替えはもちろんのこと、特に人気があるのは洋室用の置畳。部屋の寸法に合わせた置畳のオーダーが多いといいます。天然い草を使った畳表は独特の香りや風合いが魅力ながら、い草の生産者が少なくなってきたこともあり、現在は新素材の畳表も登場。樹脂でコーティングされた新素材の畳表は、カビやダニを気にすることなく衛生的で手入れも不要、なによりカラーバリエーションが豊かでモダンなカラーリングが楽しめます。「い草も新素材も、それぞれ魅力が違いますので、目的に合わせて選んで欲しい」と淡路さん。

そんなサイズオーダーの畳を販売する傍らで、淡路さんが力を入れているのが畳素材を使ったアイデア商品。「畳の長手方向に付けられる畳縁にも伝統的な図案があ ります。平安時代から続く畳文化を新しい方向でアプローチできれば」と畳縁を使った小物入れや猫専用置き畳などユニークなものも。「猫専用置畳はインターネットで畳の上の六角形に貼られたテープの中に猫が入る動画を見たことがきっかけになっています。猫専用と言っていますが、シンプルな六角形の置畳なのでインテリアのポイントにも使っていただけます。今後も畳素材を使った商品を生み出して、畳の魅力を多くの人に伝えていきたいですね」。

株式会社 TATAMISER

〒591-8025
堺市北区長曾根町130-42 S-Cube303号
Tel.072-275-6755
https://tatamiser.co.jp/

支援センターと協力して、堺でつくられる小銭入れ。

支援センターと協力して、
堺でつくられる小銭入れ。

畳をもっと身近に感じてもらいたいと、従来にはなかったアイデアで制作されたのが名刺入れや小物入れなどにも使える畳縁を使った小銭入れ。堺市にある社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会、支援センターしらさぎに協力を仰ぎ、一つひとつ丁寧な手仕事でつくりあげています。

種類も豊富な伝統的な織物、岡山県や福井県産の畳縁。

種類も豊富な伝統的な織物、
岡山県や福井県産の畳縁。

傷みやすい畳表の角の保護や部屋の雰囲気を大きく左右する畳縁は岡山県や福井県の織物メーカーで作られています。伝統的な柄はもちろんのこと最近では現代的な図案も多く、再生糸やポリプロピレンなどを使用しているため、しっかりとした生地で畳以外にも利用されています。

関東と中部、関西で異なる畳の呼び方とサイズ。

関東と中部、関西で異なる
畳の呼び方とサイズ。

一言に畳といっても種類はさまざま。大きさも住宅や地域によって同じサイズでも大きく変わります。6尺5寸の本間と一番小さな団地間では同じ一畳でも24cmほども違うのだとか。使われるい草にも長さによって最上級品から普及品まで4種類あり、畳の価格に大きく影響します。

畳素材雑貨 - タタミゼ(大阪府堺市)

昔懐かしいのに新鮮に映る、
畳縁や畳表など畳素材を使った
新しい雑貨で畳の魅力を訴求。

紗綾形、亀甲、網代など伝統的な図案の畳縁を使った小銭入れ(税込750円)は海外のおみやげにも人気。名刺入れや小物入れにも利用でき、今後はポーチなどのアイテムを増やしていく予定だとか。猫専用置畳「コット」(税込3,780円)は畳表、畳縁のカラーリングも豊富で、部屋の雰囲気に合わせて選べるのが嬉しい。直径40cm、重さ425gと軽量で部屋のどこにでも気軽に持ち運べるので、どこでも猫の憩いの場がつくれます。

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